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連載小話・二十話

エイプリル・三章は来週中になりそうです。
そうなると、やはりちょっと完成は五月にもつれ込みそうですorz
不甲斐無いまめ野郎で申し訳ないです・・・!

そんなこんなで、小話の方はようやっと今回で終了です。
長々とお付き合い下さり、誠にありがとうございました。
あと、地味に前回十八話とか軽く間違えてしまっておりまして、重ね重ね申し訳ない・・・!
そして、私信になりますが誤字指摘どうもです、修正しました。

拍手、投票なども何時もありがとうございます。
では、興味のある方のみ、折り曲げからどうぞ。

 

※無断流用・転載厳禁です。

二十話・エピローグ


※シノメ視点です。

***

「うわ、真っ黒……」
 念願の外に出れたは良いものの、視界に広がるのは一面の暗闇――ちょっとばかりぼやいてしまった。
「だけど、生きて出れたんだから良かったよ」
 そんなオレのぼやきを聞いて、せーたろーが苦笑する。
それを言われると、確かにその通り。
 辺りは暗闇とはいえ、空気が清んでいて美味しい。
生きてあそこから出てこれた事を素直に嬉しいし、喜びたい。
「それもそうだね。
いや、ホントに先輩達にはお世話になったっす」
「ぼく達のために、ありがとうございました」
 そして、改めてオレ達は神代先輩と宮川先輩へと向き直った。
「気にするなよ。
俺達だけで何とか出来た訳じゃないしな。
むしろ、結さん達に感謝しないと」
「そうだよね。
あたし達だけだったら、未だ助けられてないだろうし」
 二人とも謙虚というか、良い人だなとつくづく思う。
相手が人外だと承知の上で、わざわざ現地に来てまで助けてくれる人なんて、そうそういない。
「それでも、ホントにありがたかったっすよ」
「改めて、ありがとうございました……と、あれ?
ところで、龍樹さんは?」
 そうしてお礼を口につつも、せーたろーが首を傾げた。
言われて眼を凝らすと、出口に向かうところまでは一緒だったのに、今この場に龍樹さんはいないようだった。
「中に戻ったんじゃないか?」
 そんなオレ達の様子を見て、神代先輩が口を切った。
確かに、此処にいないならあの中しかない。
 つと、オレ達の視線は背後にある光を放つ不思議な空間の亀裂へと注がれた。
今頃、中では何が起きているのか――想像するだけでブルってくる。
「……反省会の邪魔をするのは、良くないよネ」
 普段では見られない死んだ魚類のような表情で、宮川先輩がオレ達へと振った。
「……そうだな。
蛇が出ると解っている藪を突(つつ)くのはちょっとな」
 それについて、神代先輩も真顔で重々しく頷いた。
「……そうですね、命は惜しいですし」
 せーたろーも察したように、ぬるい笑みを浮かべて流した。
「……素直に待ってましょうか……」
 オレもまた、視線をそっと逸らすしかなかった。
気にならない訳ではないけれど、見たら見たでトラウマになるのは確実だ。
 今日の事でも後々大変な事になりそうなのに、これ以上は困る。
ただでさえ、一人暮らしだっていうのに……これ以上になると、せーたろーの家にガッツリ居候しかねない。
「ま、まぁ、何にせよ、無事で良かったですよね」
「そ、そうだね! うん、良かった良かった!」
「そ、そうっすね、アハ、アハハハハ」
「……ああ、まぁ、そうだな」
 そして、すっかりと感動が色んな意味で引いたオレ達の乾いたやり取りが夜の山にこだました。
 オレ達が今日ガッツリしっかりと心に刻み付けた事は、ただ一つ。
あの人達を怒らせてはいけない――という教訓だった。
「それにしても、結構寒いっすね……あれ?」
 それから、ややあってそろりと話題を変えようとオレが口を開くと同時に、視界の端を白いものが過ぎっていった。
「んん? ねぇ、何か白いの降ってない?」
 オレは、そのまま隣のせーたろーへと振る。
「え? 気の所為じゃない? 未だ雪が降るような時期でもないし……」
 返ってきた返答に、それもそうかと思い直す。
寒い事は寒いものの、確かに未だ冬には早い。
「ほえ? ちょっと待って、ホントに何か降ってるっぽいよ」
 そうして納得しかけたところで、宮川先輩が声を上げた。
「あ、俺も見えた。
……雪にしては、妙だな」
 神代先輩も呟くように言い、それからオレ達は何とはなしに視線を上へと向けた。
「「――!」」
 そして、オレ達は思わず眼を見開いた。
頭上に伸びた一本の木が、白く淡い花を咲かせていた。
 花の知識のないオレでも知っている……これは、桜だ。
どの種類かは解らないものの、それだけは解った。
「これ、桜……」
 せーたろーが眼を丸くしたまま呟いた。
「え、時期じゃないよね? 何で?」
 宮川先輩もまた、ぽかんと口を開けながら、問いを誰にとも無く投げた。
「どちらにしても、悪いものじゃないだろう。
そう考えとこうぜ」
「……そうっすね」
 そんな神代先輩の言葉に頷きながら、頭の中であのおばあちゃんの事を思い出す。
オレが拾った桜の葉を懐かしいと言っていたから、この桜はきっとその頃からあるんだろう。
 だとしたら、この桜を咲かせているのは――。
(お陰で、出れたよ。
ありがとう、おばあちゃん……それから、ごめんね)
 アイツの言い草では、おばあちゃん達の事はアイツの仕業ではないみたいだけど、それでも胸がちくちくと痛んだ。
オレには、何時か解放される事を願う事くらいしか出来ない。
「ああ、始まったみたいだな」
 それからややあって、舞い散る桜を見上げるオレ達の耳に、聞き覚えのある声が届いた。
そちらへと視線を戻すと、龍樹さんが亀裂の方から此方にやってくるところだった。
「あ、龍樹サン」
「如何いう事ですか?」
 宮川先輩と神代先輩が口々に問う。
オレ達としても疑問しかなかったから、その返答を待った。
「この山は、長年縛られていたんだ。
『薄墨』という名で呼ばれた、獣の怪異の力にな。
……薄墨は、山を人間に焼かれ、それゆえに狂って同族も人間をも喰い漁って化生した悪食の怪異だった」
 龍樹さんが説明するように、語り始めた。
その名は、正(まさ)しくアイツが口にしていた名で、オレ達はそのまま黙って先を促した。
「過去に討たれて死して尚、今もあれだけの巣――空間が残っているのだから、相当だったんだろう。
お前達を騙した怪異は、それからすると小物で、死んだ薄墨の遺したモノを横からもらっていったに過ぎない。
とはいえ、普通の人間にしてみれば、脅威には変わりないがな」
 そういえば、あの背の長い人も『もらい物』だと言っていた。
それはそういう事だったのかと、オレ達はそこでやっと理解した。
「……中の人達は、その……」
「残念だが、予想の通りだろう。
この巣は、元は薄墨の食料庫のようなモノらしいからな」
 せーたろーの濁した呟きに、龍樹さんも密やかに頷いた。
その事実に、オレ達は遣る瀬無さを感じずにいられなかった。
「――、」
 オレは、唇を噛み締めた。
あのおばあちゃん達は、ずっとこのまま……そう思うと、鼻の奥がツンとした。
「……でも、それならこの桜は?」
 そうして押し黙るオレ達に代わって、神代先輩が控えめに問いかけた。
「それに、始まったとか言ってましたよね」
 続けて、宮川先輩も思い出したように口にする。
そう言われると、確かにそんな事を言っていた。
「……あの人の受け売りだが、この山の『薄墨』の名は、元々は薄墨桜の名所だった事からついた名だった。
だが、山が焼かれ、薄墨色の怪異が出現した事により、その名は怪異にかかるモノになってしまった」
 今も頭上からひらひらと舞い落ちてくる桜へと視線を移し、龍樹さんが続けた。
「俺達は、神代達が逆平達を捜しに中へ入っている間、囮をしていた。
その役目を終えた後で、あの人にもう一仕事あると言われてな。
……そこにあったのは、獣の怨霊に巻かれて枯れている薄墨桜の巨木だった」
 龍樹さんの言葉に促されるように、オレ達も改めて頭上を見上げた。
すると、前より花びらが増えている気がする。
いや、気じゃなくて事実だ。
「桜が――」
 辺り一面とはいかないまでも、ぽつぽつと木々の合間から白い花が見えた。
その花びらが、ひらひらと夜闇に舞い散る。
オレ達は、それを呆けたように見つめていた。
「木というのは、生きているとされている。
そんな彼等の中で一番の力を持っていたはずの巨木が怪異の所為で枯れたとなれば、咲くものも咲けないはず。
ならば、怨霊を祓って、残った失敗作の力を全て注ぎ込めば、或いは……とな」
 話が途切れる頃には、何時の間にか花びらが辺りを覆うほどに舞っていた。
何処から降っているのかと思うくらいに、暗闇を隠すほどに。
 ああ、蘇ったんだ。
思ったのは、それだけだった。
驚きとか喜びとかもあったけど、それ以上にただあの夢で見たようなこの光景に見入っていた。
 パリン、
 そして、割れるような音が背後からした。
振り返れば、光の亀裂に入ったヒビが広がっていく。
 パリン、パリン、
 軽快な音を立てて、空間が割れて、光が溢れていく。
 パリン、パリン、パリンッ、
 そして、最後に一際大きな音を立てて、真っ二つに空間が割れた。
「「ッ!」」
 同時に、辺り一面が眩しい光に覆われ、オレ達は思わず眼を瞑った。
やがて、光が消えた後で、恐る恐るに目蓋を開けると――。
 桜の花びらが散る中で、砕けた空間から幾つもの光が天へと昇っていくの見えた。
「シ、シノメくん、これって……」
「もしかして……!」
 その光の形は、所謂人魂と言われるそれにソックリで、オレとせーたろーは顔を見合わせた。
「ほう、この土地自体の力を蘇らせて、薄墨の敷いた力に上書きする事で解放するとは、考えたな」
「可か不可かは、賭けだったけれどね」
 オレ達の呟きに答えるように、光の奥から声がした。
見れば、二つの人影がぼんやりと浮かび上がり、やがては人の形になった。
 我等がラスボス――もとい、結さんと見上げるほど長いチーフさんがそこにいた。
でも、いるのは二人だけで、アイツの姿は無かった。
「「お、お疲れ様デス!」」
「あのぅ……お二人だけですか?」
 思わず背筋を正して敬礼する宮川先輩とオレの傍らで、せーたろーがそっと聞いた。
流石のナイス度胸だった。
「彼なら、通りすがりのパラケルススさんに任せたよ」
「通りすがったんですか、あの人」
 相変わらずのステキ笑顔で答える結さんに、神代先輩の眼から生気がぼろりと抜けた。
いや、オレ達も同じようにでろりとぬるい感じになっているけども。
「あの人は、そういう御仁だから仕方ない」
 しれりと言う龍樹さんがニクい。
とはいえ、実際そうだからぐうの音も出ない。
 しかしながら、誰も何処から出てきたんだとか言わない辺り、オレ達も慣れたなと思う。
「まぁ、彼もしっかり反省したようだし、もう悪さはしないと思うよ」
 結さんがそう言うなら、オレ達に言うべき事は無かった。
うん、ある訳が無い。
滅相も無い。
まんじゅう怖い。
 ……ナンというか、色々ぶち壊しだった。
本人がいなくても何と無くそういう感じになるんだから、あの紅いタヌキは本当にアレだ。
「そ、それはそうと、この光は?」
 そうして忘れかけたところで、せーたろーが思い出したように聞いた。
ウッカリ危うく聞き逃すところだった。
流石はナイスボーイ。
「ああ、薄墨は元々この土地自体の力を奪って、あの巣を構成していたんだ。
その後に討伐され、あの怪異が巣を受け継いだとはいえ、管理が杜撰(ずさん)だったんだろうな。
そういう背景もあって、奴(やっこ)さんも何かと仕込が必要だったのかもしれん。
とはいえ、奴自体が然程の怪異ではなかったため、まとわりつく怨霊を祓って、失敗作の力を注ぐ事で何とかなった訳だ」
「彼に薄墨ほどの力が無かったのは、幸いだったよ。
そのお陰で、元々この土地の力の核だった桜の巨木も月日を経て、薄墨の敷いた力に対抗するだけの力が出来たのだろうね。
それまでじっと耐えていた辺り、凄い生命力だよ。
この様子なら、かつてのように薄墨桜の名所に戻れるだろう」
 見上げるほど長いチーフさんと、相変わらず笑顔がステキ過ぎる結さんの説明で、何と無く理解出来た。
何より、この事件も然る事ながら、気になっていた事も片付きそうだというのが、何より幸いだった。
「それじゃあ、おばあちゃん達も――」
 そうして振り返った先で、オレは確かに見た。
光の中で一瞬だけ……優しげに微笑むおばあちゃんの顔が。
「――、」
「……良かったね」
 せーたろーの呟きに、オレはただ頷いた。
本当に……本当に良かった。
 そして、舞い散る桜に導かれるように天へと昇っていく魂達を、オレ達もまたずっと見送った。

***

 ――それから、一夜明けて。
すっかりと辺りは白み、朝日の日差しが寝ぼけ眼に眩しい時間になっていた。
 オレ達はというと、龍樹さんが運転する車内で、奢ってもらったコンビニ弁当や飲み物で空腹を癒しつつ、やっと一息吐いていた。
 チーフさんはというと、仕事もあるし足のツテもあるからと、一足先に颯爽と去っていった。
銀髪の外人さんというだけでもカッコいいのに、言動もカッコよかった。
 一方、結さんや龍樹さんは送りの足係もかねて一緒にいる。
そうして、流石に早朝に帰るのは何だからと、オレ達は車内でのんびりと過ごしていた。
「そういえば、あの桜って何時まで咲いてるんですかね?」
 ふと、思い出したように神代先輩が口を開いた。
名残惜しく後にした山では、魂が昇った後も桜は咲いていたのを思い出す。
「この連休中くらいは、咲いていると思うけれどね」
「結構短いですね」
 それに結さんが答えると、宮川先輩が少し残念そうに呟いた。
確かに、ちょっと短過ぎるかもしれない。
「そもそも時期外れだからな。
それに、今までの事もある」
 そんなオレ達の心境を察したのか、龍樹さんが付け足すように言った。
今まで――それを思えば、ご尤もかもしれない。
「あ、じゃあ、連休はぼく達で花見でもしませんか?」
「「!」」
 なんというナイスアイデア。
なんというナイスボーイ。
オレだけでなく、神代先輩達までせーたろーをガッツリと凝視した。
「え? な、何? おかしな事言っちゃった?」
「いやいやいやいや」
 珍しくテンパるせーたろーに、オレは首を横に振る。
「盲点だったな。
それがあったよな」
「うん! おべんととか持って行こうよ!」
 神代先輩はともかく、宮川先輩は安定と信頼の肉食系女子だった。
「そうだね。
此方もオフだし、丁度天気も良さそうだしね」
「ああ、悪くないな」
 一方のマイペースなテンションのイケメン親子も同意してくれた。
ストッパーが来てくれるとなれば、オレ達のテンションも上がる。
「じゃあ、さゆきさんや相馬さん達にも連絡しておかないとね!
海外組にも声かけちゃう? おにくちゃんも召喚しちゃう?」
「スレイさん達はともかく、パラケルススさんとアイツは要りますかね?」
 そうしてウキウキな宮川先輩に、あえて辛口の氷水をぶっかけるのがせーたろーである。
その発言は至極マトモではあるのだけど、的確に辛いからこそ困るというアレだ。
「……まぁ、そこは一応呼んでもいいんじゃないか。
龍樹さんや結さんもいるんだし」
 一時フリーズした宮川先輩と顔を引き攣らせるオレをフォローしてくれる神代先輩は、やっぱり漢前だ。
オレが女子だったら惚れかねない。
「そ、そうだよ。
ストッパーがいるんだから、良いじゃない」
「まぁ、皆がそう言うなら」
 そして、オレもせーたろーを宥めると、すんなりと引いた。
ツッコミは辛口だけど、何だかんだで甘いところがせーたろーの良いところだと思う。
「楽しそうで何よりだね」
 そんなオレ達の様子を楽しそうの一言で片付ける辺り、流石結さんは懐が広い。
「それで、何時にするんだ?」
 一方の龍樹さんは、何事も無かったようにスルーして話題を変えた。
ハンパ無いスルースキルだった。
「そうっすねぇ、流石に今日は無理っすよね。
……あ、あと、海外組への連絡とか、にくったらしいアイツのアレとか如何しましょう?」
「その辺は、私が話をしておこうか?
丁度、パラケルススさんとは彼の事でもう一度話をする事になっていてね。
その時に、にく殿にも一応話はしておこうと思ってるんだ」
 そこで、気を取り直してオレが改めて振ると、結さんが提案してくれた。
「確実に連絡が取れる方が良いですし、そうして頂けるとありがたいっす」
 願ったり叶ったりとはこの事で、オレも二つ返事で頷いた。
「じゃあ、そちらはお願いします」
「それなら、俺達はさゆきさんや相馬さん達に連絡するとしようか」
 その言葉にせーたろーが相槌を打ち、神代先輩が提案した。
オレとしても、それに異論は無い。
「日時は、お互いの予定を聞いてからで良いんじゃない?」
「そうっすね。
あと、あの長いお方もお世話になったっすし、如何っすかね?」
 そして、宮川先輩が言うのに頷きながら、結さん達に振ってみた。
「チーフだね。
連休とはいえ、今はそれほど込み入った仕事も無いから、一時なら抜けられるとは思うけれどね」
「話はしておこう」
「お願いします」
 二人が口々に言うのに、オレ達も頷く。
「それじゃあ、そういう事で」
 そんなこんなで、連休の予定はとんとん拍子に決まっていった。
そして、今日のところは連絡もしないといけないし、疲れもあるからとそれで解散になった。

 ――それから、自宅まで送ってもらい、シャワーを浴びて着替えを済ませた後で、オレはふと思う。
まぁ、正直言って、ヒドい目には遭ったと思う。
オレみたいな豆腐メンタルのもやしっ子は、後で夢にも見るかもしれない。
 本当に、クラスメイトが実は人外で、オレ達を何らかの理由で罠にかけたなんて、全く笑えない話だった。
結さんや龍樹さんはその理由については語らなかったけど、きっとロクな事じゃなかったんだろう。
詳しく知らないオレ達でも、何と無くそれくらいは解った。
 だけど、悪い事ばかりでもなかったと今なら言える。
オレ達が巻き込まれなかったら、中に閉じ込められていたおばあちゃん達は今もあのままだったはずだ。
 それを思えば、知らずにいるよりずっと良かった。
オレ達も携帯も無事だったんだし、終わりよければ全て良しというアレだ。
 後は、アイツもこれで考え直して更生してくれれば――いや、今も無事ならの話だけど。
ふと、そこでアレやコレやとよろしくない想像が頭を過ぎり、オレは考えるのを止めた。
「よし、寝よう」
 そして、オレはそのまま布団へと潜り込んだ。
良い夢を見れますようにと願いながら。

***

当初の予定とはまるで話が変わってしまいましたが、無事終われました。
ぶっちゃけますと、山に行く事になった辺りでデータが吹っ飛んでからの展開はあまり考えてませんでした
これだからまめ野郎は困りますね!
そんなこんなで、色々ガッツリ変更したり削ったりした部分があるのですが、それでも結構な長さになりました。
此処までお付き合い下さった皆さま、ありがとうございました!
お花見編については、需要があれば書くかもしれません。

尚、以下は補足となります。
個人的に、微妙なラインではありますが、霊感と霊力は別物という事にしています。
霊感があるからといって霊を祓えるかといえばそうではないですし、霊感が無いからといって霊を祓えないかといえばそうでもないので、アレかなと。
なので、霊を視たり感じ取るのが霊感、霊に干渉出来るのが霊力というように私は捉えています。
守護霊については、魂の因縁や血縁によりけりという事でまた別かなと。
そういった感じで、各キャラを分類すると以下のようになります。
・霊感は無いけど霊力はある
愁夜、シノメ、セイタロウ、さゆき、相馬
・霊感はあるけど霊力は無い
あさね、スレイ
・霊感も霊力もある
イケメン、パラケルスス、シーリィ、セラニウム、帰子、チーフ
・霊感も霊力も無い
龍樹、結
・霊的なモノが視得る
シーリィ、セラニウム、チーフ
・霊的なモノが祓える
セラニウム、チーフ
こんな感じですね。
デストロイ親子が意外にも適正無しですが、その分色々チートなのでイイかなと。
あと、実際に力を開眼させて使えるのは、イケメンやパラケルスス以外はセラニウムとチーフくらいです。
他のキャラについては、潜在的にあるというくらいで捉えて頂ければ幸いです。

※誤字直しました、申し訳ない。
割とよくやらかすので、そっと教えて下さいorz
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プロフィール

KUROZ

Author:KUROZ
黒いまめっぽいナマモノ。
最近、珈琲がうめぇ。
禿げ散らかすのが気になるお年頃。
まめっぷ。

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